何分からが遅漏?

時々Yahoo!知恵袋などで「私は遅漏でしょうか?」というような質問を見かける。大変的を射ない質問であるし、その回答も的を射ないものが多い。まず遅漏にも早漏にも明確な定義は存在しない。何分以上の場合は遅漏で、何分以内が早漏という相場は存在しないのである。なぜ定義が存在しないかというと、そもそもセックスは相手がいてのことであって、相手と自分がどう感じるかが全て、非常に相対的なものだからだ。

もし両者共が早いなと感じていれば早漏で、両者共が遅いと感じていれば遅漏である。ゆえに3分以内は早いと感じるものもいれば、10分でも早いと感じるものもいるということだ。遅漏も同じである。20分でも遅いと感じるものもいれば、10分で遅いと感じるものもいる。「私は遅漏でしょうか?」という質問は「時速50kmは遅いでしょうか?」という質問と同じくらい的を射ていないのだ。

ただ少なくとも「私は遅漏だろうか?」という疑問を持っているのであれば、自分は射精が遅いと思っているか、パートナーが射精までの時間が長いと感じているかもしれないと思っているかのどちらかだろう。もし前者で、パートナーも同じようなことを感じているのであればそれは遅漏だ。改善を試みるのがよいだろう。もし後者が思い違いであれば、何分だろうと遅漏ではない。反対に後者が真実であれば、それが何分だろうと改善を検討していいだろう。

しかし遅漏の改善は何も射精を早めるだけに限らない。例えば挿入時間が長くて体が疲れることに不満があるのであれば、体位を変えて疲労を軽減すれば不満は解消されるかもしれない。挿入時間が長くて睡眠時間が削られるのが不満であれば、ベッドに入るのを早めればいいだけのことだ。

ここでも遅漏は相対的な問題なのである。射精までの時間が長いことが問題になっているかということだ。窮屈な体位であれば、または明日の朝が早ければ早く終わりたいもしくは、終わらせてほしいと思うのが普通だろう。

ただ参考までに挿入後射精までの平均時間は7-10分と言われている。つまりそれより長ければ、一般的には少し長いとされる。かといって15分が長いと感じるかどうかは人それぞれだ。巷にはスローセックスなどという方法もあるくらいで、長いセックスが好きなカップルもいるわけである。逆にそもそもあまり挿入を好まない女性もいる。そのような女性にとってはなるべく早く終わってほしいと思っているはずだ。さらに前戯の時間にも大きく影響を受ける。

1時間も前戯した後に長い挿入はツライであろうし、3分の前戯で挿入も7分であれば物足りないと感じるものも無理はないだろう。自分は遅漏なのだろうかという疑問を持った際は、パートナーとまず認識を合わせることが大切である。

遅漏を少し良くするテクニック

遅漏の根本的な改善にはならないが、ちょっとしたことで射精ができるようになるかもしれない。遅漏を改善にも書かれているので参考にしてもらいたい。

まず一つが体位である。イキ安い体位とは動きやすいことが必須。動くほど刺激が増すからだ。また足ピンをすると快感が増すのはオナニーですでにご存知の方も多いかと思う。この二つの条件を満たす体位が、即ち遅漏にいいかもしれない体位ということになる。

個人的には筏崩しという体位が好きである。足ピンができ、密着度も高く動きずらくもない。ただ膝立ちではないため腕で体重を支えなければならず、腕には負担が大きいが快感は得やすいように思う。騎乗位などは足ピンができるが、女性上位で自分でコントロールすることが難しいためおすすめしない。

もう一つはゴムだ。無論妊娠を望む場合は関係ないが、自分に合ったゴムを選ぶことでイキやすくなることがある。そして以外にも薄ければいいというものでもないというのが不思議な所だ。私の場合はとにかく薄さにこだわったものを使うと、カサカサとゴムが擦れる感じがしてあまり好きではない。基本的には薄い方が快感が増すが、ツブツブがあった方がいいという意見などもあるため、自分に合ったゴムを探してみるのも一興だろう。

習慣を改善して遅漏を治す-精力編

遅漏の症状は時間を重ねることによって悪化する場合がある。それはセックスに対する慣れによって低減する興奮と、年齢による精力の減退だ。覚えたてのセックスが興奮するのは体感としてご存知の方も多いだろう。

しかし年齢による精力の減退はそれ以上に遅漏に影響を及ぼす。ちなみに精力は20代の前半から落ち始めると言われているから、10代の男子以外は注意が必要だ。例えばわかりやすい例でいうと、精子が溜まっているときのセックスやオナニーは溜まっていないときに比べて快感が倍増するのはご存じだろう。

精子が溜まる溜まらないは溜める時間にも左右されるが、精力の有無にも大きく左右される。例えるなら精力はコップの大きさそのものを表し、溜まるスピードは時間に比例する。常にコップには水が一定の量注がれるが、精力が減退するとコップが小さくなり水を多くは溜められない。逆に精力のある人は、コップが大きいために大量の水を溜められる。

精子は約3日で満タンになると言われているが、満タンの量は精力によって左右されるのだ。詰まり1週間溜めようと1か月溜めようと、精力がなければ意味がない。

また10代のころのはちきれんばかりの勃起の時は感度が違ったはずだ。もちろん今でも硬く勃起しているときと、そうでないときでは快感が変わるのは周知の事実。そしてその勃起の硬さは、その時の興奮度と精力に影響を受ける。

つまり快感を増幅するためには、精子の量と勃起の硬さが必要になるわけだが、その場合精力を上げるのが一番効率的ということになる。精力を手に入れられれば、精子をパンパンに溜められることができ、はちきれんばかりの勃起を生み出す可能性がある。

まず精子の生産に必要なのは亜鉛とアルギニンだ。亜鉛はすでにご存知の方も多いかもしれない。精子には多量の亜鉛とアルギニンが含まれており、アルギニンの粉末は精子のような匂いを発するほどだ。

またアルギニンは勃起ににも大きく影響する。そもそも勃起は陰茎にある海綿体という、毛細血管の固まりのような組織に血を流し込むことで発生する生理現象だ。しかし毛細血管などの細い血管は、血の流れが悪いとスムーズに巡回できなくなる。よって血行の良し悪しが勃起に大きく影響を及ぼすのだ。ではアルギニンと勃起はどう関係しているかというと、アルギニンには血行を促進する効果がある。

この二つを効率よく摂取することで精力をつけることができ、快感が増幅する。精力をつければ遅漏が治る可能性が十分にあるのだ。

習慣を改善して遅漏を治す-オナニー編

遅漏は先天的なものではなく、習慣によって作られた後天的なものである。そのため習慣を改めれば、遅漏は治すことができる。しかし問題はその習慣が何年も続いているようであれば、習慣を改めても症状の改善まで相応の時間を要するということだ。もちろんそれではあまりに遅い。よって遅漏を治す近道についても解説していきたい。

では遅漏はどのような習慣によって育まれてしまったかというと、その多くはオナニーである。遅漏はオナニーによって作られていると言っても過言ではないだろう。

まず一般的なオナニーは竿を手で握って上下に激しくしごくものだ。この時の握力は10kg程度とも言われており、膣の締め付けの何倍も強い力で刺激を与えている。さらに刺激のスピードもセックスのそれとは違う。要はセックスで与えられる刺激よりも、手で与える刺激の方がはるかに強いのだ。また刺激の種別も少し違う。オナニーの場合は竿をしごくことで快感を得るが、セックスの場合は亀頭の摩擦によって快感を得る。オナニーを続けると竿のの刺激に慣れてしまい、亀頭での刺激は快感に感じられなくなってしまうのだ。このようなオナニーは間違いなく遅漏を育てることになってしまう。もちろんその回数が多ければ多いほど、遅漏は深刻になっていく。

また無意識に行っている足ピンも危険である。足ピンとはその名の通り、足をピンと突っ張ることだが、これをすることで快感を得やすくなる。理由は明らかになっていないが、前立腺が筋肉によって締め付けられるからではないかという説が有力らしい。自然と足ピンをしている人は多い。ただ残念なことに足ピンしながら挿入できる体位はそう多くない。あるにはあるが、動きにくいものが多く射精には不向きだ。足ピンが癖になると遅漏をこじらせてしまうのだ。

このように足ピンをしながら手でしごくオナニーをしていると、膣の刺激では快感を得られなくなって遅漏になる。その証拠にオナニーの快感に近いパートナーの手コキではイケるという遅漏も少なくない。

つまりこのオナニーをやめれば、遅漏は治るということでもある。ただ私はオナニーをしないということはあまり推奨しない。というのもオナニーをしないという辛さを知っているから、自分はそうはしなかったということだ。

ではどうしたかというとオナホールによるオナニーに切り替えた。そんな凝ったオナニーをしていたら、尚更遅漏になってしまうのではと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、そんなことはない。オナホールでえられる快感は、セックスのそれと非常に近い。その証拠に、遅漏がひどい場合は慣れるまでオナホールでは射精できない人もいる。

オナホールは竿での快感ではなく、亀頭の摩擦による快感だ。さらに強く握っても柔らかい素材であるため、オナホールが変形することによって圧力が分散する。セックスに一番近いオナニーは間違いなくオナホールによるものだ。

オナホールを使ったことのない方は抵抗があるかもしれないが、もし本当に遅漏を治したいのであれば是非試してみてほしい。ドン・キホーテなどで買えるが、人目がはばかられるので通販などがいいだろう。Amazonでも買えるので探してみてほしい。その際注意しなければイケないのは、必ずローションも一緒に買うことだ。オナホールはシリコンの固まりで摩擦力が高いためあるため、ローションなしで挿入は不可能である。

またTENGAはあまりおススメしない。一度しか使用ができないためコストパフォーマンスが非常に悪い。それ以外であれば基本的には自分の好みで選んでいいだろう。

もし手でしごくようにオナニーをしていたら、是非この機会にオナホールを試してほしい。

思っているよりも深刻な遅漏

このサイトをご覧になっていただいているということは、遅漏がなんであるかはすでにご存じだろうと思う。そしてその遅漏に悩まされる一人であるということでもあろうかとも思う。一応説明すると、遅漏とはセックスにおいて射精するまでに要する時間が長い、または射精ができないと事を言う。

遅漏を語る際にポイントなのは「セックス」と「射精ができない」というところだ。つまりセックスではなく、オナニーであればふつうに射精ができる。また遅漏と言うとその言葉の通り「遅い」と思いがちだがそれだけではない。射精ができないというのも遅漏に含まれ、膣内射精障害とも呼ばれる。つまり早漏と遅漏は広義で対義語ではない。早い遅いでの違いではないのだ。

ちなみに早漏で一番悩むのは誰であろうか?当たり前だが男性だ。もちろん早漏の男性に対して女性も不満を持つだろうが、一番悩んでいるのは当の男性だ。

では遅漏で一番悩むのは誰であろうか?実は当の男性とは言い切れない。男性以上に悩んでいる女性がいるのだ。遅漏に対するそれは、早漏に対する不満とは全く別物である。不満という生易しいものではない。場合によっては思い詰めると言った方が正しいだろう。

早漏、つまり男性がすぐに射精してしまうということで生まれる不満は、セックスが物足りなくない程度のものだろう。ただそれだけである。

遅漏、つまり男性がなかなか射精できないことで生まれる不具合は一つではない。まず深刻なのがセックスで妊娠が困難になるということだ。これは遅漏の重い症状で膣内で射精できない場合に引きおこるものだが、男性不妊症の一つとして問題の一つとなっている。夫婦関係に支障が出かねない問題である。

次に身体的負担だ。遅漏の男性は射精するまで挿入を続けようとするわけだが、30分でいい場合もあれば数時間を要する場合もある。男性にはわからない部分だが、数時間に及ぶ場合膣内が渇いてしまい、摩擦によって膣壁にから出血してしまう場合もあるようだ。もちろん腰の負担も生半可なものではない。このような負担があることで、セックス自体を敬遠してしまうことが多々ある。

最後に精神的負担だ。私では満足できないのだろうかという類の感情である。早漏であればそれほど私は魅力的なのだろうかとプラスにとらえることもできようが、遅漏ではそうはいかない。ましてや遅漏はオナニーでは普通に射精できてしまうため、その悩みはことさらに深くなるのは想像にたやすい。

以上3つは女性から聞かれるよくある遅漏の悩みである。もちろん当の男性も悩んでいる。不妊はもちろん、身体的負担は女性ほどにないにせよ男性にもある。また女性と別種の問題としてセックスが気持ちよくないというのも悩ましい。

遅漏は射精が困難なことをさすが、これは快感が低減しているために起こるのだ。性的興奮をしてセックスをしたいという意思があるにも関わらず、快感を感じられないというのも情けない話である。

このように遅漏の悩みは両者にとって大変深刻である。あなたのパートナーがどう悩んでいるかを知りたければ、Yahoo!知恵袋などで「遅漏」と検索すればいいだろう。男性による書き込みが6割、女性による書き込みが4割で、お互いに悩んでいるのがわかる。

ちなみに遅漏で一番深刻なパターンは、女性がパートナーの遅漏に悩んでいるものの、男性は遅漏の自覚がないというものだ。場合によっては男性は長時間の挿入には女性を満足させることができるから、むしろ良いと考えている者まである。このあたりも悩みを深くさせている要因だ。

遅漏はこのように大変に深刻な問題である。早漏など可愛いものだ。ただ遅漏は先天的なものではない。日々の習慣などが原因で発症したものであるため、習慣を改善すれば治すことができるものでもある。このサイトではその治し方について解説していきたい。